2015/ 8/6 Thursday
Hello
sea , she , see
稽古はじまりました。
毎日毎日、
稽古に入る前に1時間、
柔軟をして、筋力トレーニングをして、縄跳び跳んでます。
キャストスタッフ全員で。
この1時間で着替えのTシャツが必要なほど動いてから、
芝居稽古に移っています。
皆、筋肉痛に疲労に、自分の身体と向き合いながら。
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『今日もやるの?』と思いながらやっている人もいたり、
『やるんですか?』と直接言ってくる人がいたり、
皆の為に湿布を準備してくれている人がいたり、
黙々と自分のペースでやる人がいたり、
それぞれ色んな表情が見れて面白いです。
もっと面白いのは、
初日はあんなに地獄の様に感じた縄跳びを延々と跳ぶ事に、
たった3日で、身体が対応してきていること。
人間の身体っていうのは、本当にすごい。
これは一ヶ月後、本当に楽しみだなって。
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ただやるのではなく、
この、自分の身体と向き合い、知る作業を、
自分から必要だと感じてやれる様になることが重要で。
やっぱり人が人に伝える仕事なので、
観る人ではなく、魅せる人だから、
その個人の「身体と向き合うこと」、「自分を知ること」が、
作品の質に変わってくると思って、やってます。
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キャスト何人かの言葉で、
十人十色という言葉を見つけたけれど、
物語のキャラクター達の様に、色濃い曲者達。
僕は、
彼、彼女の魅力をシンプルに引き出す演出をする事が、
今回の一番の仕事だと思える程に。
曲者は、キャストだけじゃない。
音楽も、照明も、空間も。
キャストは、それらにも負けない為に、
毎日、灼熱の中、
大量の汗を流して、声を飛ばしています。
まだまだ跳べるし、飛ばせられる。
70年前の事を、
「今」の人達が考える様に、
「未来」の観る人達の事を考えながら、
「今」を。
そんな作品で在りたい。

濱田真和Superendroller