Chapter136:「monster & moonstar、ここから。」

2017/ 3/30 Thursday

こんばんは。
一週間なんて本当にあっという間で、濱田真和です。

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舞台「monster & moonstar」
3月28日、無事に全日程を終了致しました。

沢山の好評の声を頂き、
キャストが、音が、光が、衣装が、美術が、空間が、スタッフが、
これらが認められている瞬間を目の当たりにすると、
どうしても嬉しくなってしまいます。

「人間」について、寄り添おうと思って、つくりはじめたこの作品。
命や絶望を描く為に、「愛」について考えてみたこの作品。
人が、想いが、
舞台上にちゃんときちんと「存在」する為にはどうすればいいのか、
頭を悩ませたこの作品。
その為に、沢山人を傷つけて、そうやって確かめ合って、
そんなやり方を、反省したりもしてます。
冗談で、地獄に堕ちた方がいいって、言ってるんだけど、
時々、本当にそう思ったりもします。

今回、稽古で演出する際、芝居を見ていた感覚がない。
役というよりも、
キャストが、アーティストが、スタッフが、
その瞬間に何を考えているのか、
本当にそればっかり探していた気がする。

勿論キャラクターや作品を通して届けるんだけど、
芝居以前に、
その人が、何を思ってこの空間にいるのか。
この作品に携わっているのか。

そればかり考えていた稽古期間でした。

今回、
「こうだろう!」っていう作品の提案はしていなくて、
だけど、
「こういう人たちがいるんだよ」
ってことを知って欲しかった、そんな作品です。

それは、
実際に関わってくれたキャストスタッフアーティストもそうだし、
物語のキャラクター達も、そうです。

メイン裏

色々な僕の周りで実際に起こったことから、
少しずつ物語を散りばめて、
それをキャストスタッフアーティストが辿っていって、繋げてくれて、
お客様に届いた時に、
旅がはじまった作品だなぁ、と思います。

こう思ったのははじめてなんですが、
キャストスタッフアーティストは勿論、
唯一無二で、多分、日本の中でも有数の結構面白い座組だったと思うから、
本当にこのメンバーで良かったと思うんですが、

今回本当にはじめて、
観てもらえたのが、今回のお客さんでよかったなぁって思います。
まぁ、それは、今、この座組だったから、今回のお客さんだったわけなんだけど。

そんなことを考えて、
約半年間、ひとり悶々としながらこの作品に向き合ってきて、
終わった今、僕自身、少し世界が違って見えてるのかな、と思います。

再演したら!とか、映像化したら!とか、
本当に有り難い意見を沢山頂戴していますが、

もしやるなら、
全く同じメンバーで、同じ季節に、
同じ時間と命を懸けて、また1からつくりたいです。
そうじゃなきゃ、やりたくない、そんな作品です。

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沢山の、ありがとうございました。
そして、まだまだ、舞台「monster & moonstar」が皆様の中で、
旅を続けていきますように。

そして、皆にとって、あくまで通過点の作品で、
皆また、進んで生きます。
彗と恒が、これからまた、寄り添い、歩み出す様に、
また、ここから、
皆の旅がはじまるので、
その背中を押してあげれるような、作品になっていたらいいな、と思います。

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僕もまた、何かやります。

濱田真和 Superendroller